ずん

「えー、彼女がいるのにセフレを作るって、どういう神経してるのだ？はかせ、これ普通なのか？」

でぇじょうぶ博士

「普通じゃないでやんす！むしろ異常事態でやんすよ。マサムネ君は、自分の欲望と倫理観の間で迷走している典型的なクズ男キャラでやんすね。」

やきう

「いやいや、ワイからしたら『共感できる』とか言っとる読者も同罪やろ。どんな人生送っとったらそんな感想出てくるんや。」

ずん

「でもさ、『指輪なんていらない』って彼女が言った理由も気になるのだ。これって深い話なの？」

でぇじょうぶ博士

「それはおそらく、彼女自身が結婚という形式に縛られたくないとか、過去のトラウマがある可能性が高いでやんす。でも、それを理解せずにセフレ作っちゃうマサムネ君は論外でやんす！」

やきう

「いや待て。それ以前に10年付き合ってプロポーズしない時点でアウトオブアウトやろ。何を迷っとるねん、その男。」

ずん

「確かに10年って長いよね…ボクなら3日目くらいには飽きそうなのだ。」

でぇじょうぶ博士

「飽きるとかそういう問題じゃないでやんす！10年も一緒にいて未来を考えないのは、相手へのリスペクト不足以外の何物でもないでやんす！」

やきう

「まあでもな、『幸せになりたい』とかタイトルつけといて、この展開は草生えるわ。作者絶対煽っとる。」

ずん

「つまり、この漫画は『幸せ』とは何かを問いかけている哲学的作品だった…ということなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「哲学的と言えば聞こえはいいけど、ただ単に人間関係の泥沼劇を描いているだけとも言えるでやんすね。でも、それがまたリアルだから読者を引きつけるのでしょう。」

ずん

「なるほど…じゃあボクもセフレ作れば人気者になれるかな？」