ずん

「震災から14年で、亡くなった娘さんの成人式の絵が話題になっているのだ。博士、これってどういうことなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「これは深い話でやんすね。震災で亡くなった愛梨ちゃんが成人式を迎えるはずだった日に、振り袖姿を描いた絵が母親に贈られたという感動的なエピソードでやんす。」

やきう

「いや待て、それって逆に泣かせに来とるやろ。ワイ、涙腺ガバガバなんやけど。」

ずん

「でもさ、絵だけでそんな感動するものなのか？ただの紙じゃないのだ？」

でぇじょうぶ博士

「おいらも最初はそう思ったでやんす。でも、この絵には『もし生きていたら』という想像力と愛情が込められているでやんすよ。それが人々の心を打つのでやんす。」

やきう

「ほーん。でもそれならワイも自分の未来予想図とか描いてみるわ。ニート卒業して社長になっとる絵とかどうよ？」

ずん

「いや、それはただの妄想なのだ。現実見ろなのだ。」

でぇじょうぶ博士

「むしろ、その妄想力こそ大事かもしれないでやんすよ。この母親も娘さんとの未来を思い描くことで前向きになれた可能性があるでやんす。」

やきう

「でもさ、震災から14年経ってもこういう話題が出るってことは、日本全体としてまだ傷癒えてへんなぁ...」

ずん

「確かにそうかもしれないけど、ボクはそのニュースより『渋谷パルコ10階から転落死』とか別の記事タイトルに目行っちゃったのだ！」

でぇじょうぶ博士

「おいおい、それは不謹慎にもほどがあるでやんす！今は愛梨ちゃんのお話に集中するべきでやんす！」

ずん

「ごめんなさいなのだ。でもボクもいつか誰かに感動されるような存在になりたいと思ったのだ…まぁ無理だけど！」