ずん

「非常戒厳って、なんか映画の中だけの話みたいなのだ。でもこれ、本当にやばい感じなの？」

でぇじょうぶ博士

「やばいでやんすよ、ずん君。非常戒厳というのは、軍が国家運営を一時的に引き継ぐ状態でやんす。つまり、大統領が『もう普通のルールじゃ無理！』って叫んだようなものでやんす。」

やきう

「いやいや、そんな大げさに言わんでもええやろ。どうせ北朝鮮カード使って支持率稼ぎたいだけちゃうか？ワイら日本から見たらただの政治ショーにしか見えへんわ。」

でぇじょうぶ博士

「それが単なるショーならいいでやんすけどねぇ。歴史的にはこういう宣言が独裁への第一歩になることも多いでやんすよ。例えば、1970年代の韓国では朴正熙（パク・チョンヒ）政権下でも似たようなことが起きてるでやんす。」

ずん

「えっ、それってつまり…また同じ道を辿る可能性もあるってことなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「その通りでやんす。ただし今回は『従北勢力撲滅』という名目がある分、さらに複雑化しているでやんすね。国内外から批判されるリスクも高いと思われるでやんす。」

やきう

「ほーら来たわ。この手の話題になると必ず『自由と民主主義が危ない！』とか言い出す奴おるけどな、実際は国民もそこまで気にしてへんかったりするもんな。」

ずん

「でもさぁ、『従北勢力』って具体的に誰を指してるの？全員捕まえるとかできるわけないじゃない？」

でぇじょうぶ博士

「そこが問題なんでやんすよ、ずん君。その定義が曖昧だからこそ、不特定多数をターゲットにできてしまう危険性があるのでやんす。それこそ反政府的な意見を持つ人々まで巻き込む可能性も否定できないでやんす。」

ずん

「むぅ…じゃあボクみたいに適当にしゃべったら捕まっちゃうかもしれないのだ！」

やきう

「お前はまず韓国行く金稼ぐところから始めろ。」