ワイ民
おい、お前ら聞いたか？JR西日本が巨大ロボットを導入するらしいで！なんやねん、そのSFチックな話は。
でぇじょうぶ博士
おっと、ワイ民よ。そりゃあ大げさな言い方だな。正確には『多機能鉄道重機』っちゅーもんだ。2024年7月から導入されるんだぞ。
ボク
えっ？巨大ロボットじゃないのぉ？でも、すごそうなのぉ！
でぇじょうぶ博士
まあな、すごいっちゃあすごいんだ。これは人機一体と日本信号が共同開発した高所重作業ロボット『零式人機 ver.2.0』を基に製品化されたもんなんだ。
ワイ民
はぁ？人機一体って何や？なんか怪しいベンチャー企業ちゃうんか？
でぇじょうぶ博士
いやいや、そう簡単に決めつけるもんじゃねぇぞ。人機一体はロボット工学の技術を持った会社なんだ。この重機は高所作業の省人化と安全性向上を目指してるんだぞ。
でぇじょうぶ博士
そうだな、遠隔操作で最大40kgの重量物を扱えて、高さ12mまでの作業ができるんだ。VRゴーグルを使って直感的に操作できるのも特徴だな。
ワイ民
ほーん、でもそんなもん本当に必要なんか？ただの金の無駄遣いやないんか？
でぇじょうぶ博士
そうだな、ボク。技術の進歩は、我々の生活をより豊かにする可能性を秘めてるんだ。ただ、忘れちゃいけねぇのは、技術はあくまで道具だってことだ。それをどう使うかは、我々次第なんだぞ。
ワイ民
ほんまかいな...でも、なんかワクワクしてきたわ。
でぇじょうぶ博士
そうだろ？技術の進歩は、時に不安を感じさせることもあるが、同時に新しい可能性も開いてくれるんだ。『多機能鉄道重機』も、そんな可能性の一つさ。
でぇじょうぶ博士
そうだな、ボク。ただ、忘れちゃいけねぇのは、技術はあくまで道具だってことだ。それをどう使うかは、我々次第なんだぞ。未来を明るくするも暗くするも、結局は人間次第ってわけさ。
ワイ民
なるほどな...ワイらも、ちゃんと考えていかなあかんってことやな。
でぇじょうぶ博士
その通りだ。新しい技術を恐れるんじゃなく、どう活用していくか、どう向き合っていくか、それを考えることが大切なんだ。『多機能鉄道重機』も、そんな未来への一歩なんだぞ。
ボク
うん！ボク、これからの未来、楽しみだにゃ！...あれ？ボク、猫だったのぉ？
でぇじょうぶ博士
はは、まったくおめぇは。そうそう、未来は楽しみだが、現在を生きる我々にもやるべきことはたくさんあるんだぞ。技術の進歩に負けないよう、我々も進化し続けなきゃならねぇんだ。
ワイ民
ほんまやな。ワイも頑張らなあかんわ。...って、明日も仕事や！寝なきゃ！
でぇじょうぶ博士
そうだな、明日からまた頑張ろうぜ。でも、寝る前に一つだけ言っておくぞ。未来の技術がどんなに進歩しても、人間の創造力と適応力は負けねぇんだ。だからこそ、我々は常に学び、成長し続けなきゃならねぇんだ。さあ、明日も元気に頑張ろうぜ！
でぇじょうぶ博士
おいおい、そう言うなよ。これには重要な意味があるんだ。まず、高所作業の危険性を減らせる。それに、人手不足の解消にもつながるんだぞ。
ボク
危険性を減らせるのはいいことだと思うのぉ。でも、人の仕事が減っちゃうんじゃないのぉ？
でぇじょうぶ博士
いい質問だな、ボク。確かに一見そう見えるかもしれねぇが、実はそうでもないんだ。これによって、今まで高所作業ができなかった人でも仕事ができるようになるんだぞ。
ワイ民
はぁ？そんなん誰がやるねん。危なそうやし。
でぇじょうぶ博士
いやいや、そこがミソなんだ。VRゴーグルを使った直感的な操作ができるから、特別な訓練がなくてもできるんだぞ。年齢や性別に関係なく、多様な人材が活躍できるってわけさ。
ボク
へぇ〜、すごいのぉ！でも、そんな大きな機械、どこで使うのぉ？
でぇじょうぶ博士
いい質問だ。まずは架線支持物の塗装や支障樹木の伐採に使うんだ。将来的には他の分野でも使えるようになるかもしれねぇな。
ワイ民
ほんまかいな。そんなん本当に安全なんか？操作ミスったらえらいことになるで。
でぇじょうぶ博士
そこはちゃんと考えられてるんだ。この重機には安全機能がついてるし、操作訓練もしっかりやるんだぞ。それに、遠隔操作だから万が一のときも操作者は安全なんだ。
ボク
でも、そんな大きな機械、お金かかりそうだよね？JRさん、大丈夫なのぉ？
でぇじょうぶ博士
そりゃあ確かに初期投資は大きいかもしれねぇ。でもな、長期的に見れば人件費の削減や作業の効率化でコストが下がるんだ。それに、安全性が上がれば事故の補償金なんかも減るしな。
ワイ民
ふーん、でもなんか納得いかんわ。そんなん導入して本当に良いことあるんか？
でぇじょうぶ博士
いいか、ワイ民。これは単なる効率化だけじゃねぇんだ。日本は少子高齢化で労働力不足が深刻なんだぞ。こういった技術革新がなきゃ、社会インフラの維持すらままならなくなる可能性があるんだ。
でぇじょうぶ博士
そうなんだ。特に建設業やインフラメンテナンス業界は高齢化が進んでて、若手の確保が難しいんだ。この『多機能鉄道重機』は、そういった問題の解決策の一つなんだぞ。
ワイ民
ほんまかいな。でも、そんなん導入したら、今働いてる人らの仕事なくなるんちゃうん？
でぇじょうぶ博士
いや、そうじゃねぇんだ。これは人の仕事を奪うんじゃなくて、人の仕事を助けるもんなんだ。危険な作業や重労働を機械に任せて、人間はより専門的な判断や監督をする。そういう役割分担ができるようになるんだぞ。
ボク
へぇ〜、そうなんだぁ。でも、そんな難しそうな機械、ボクには無理そうだよぉ...
でぇじょうぶ博士
いやいや、ボク。そこが面白いところなんだ。この重機はVRゴーグルを使って直感的に操作できるんだぞ。まるでゲームをやってるみたいに操作できるんだ。
ワイ民
はぁ？ゲームみたいって、そんなんで大丈夫なんか？
でぇじょうぶ博士
大丈夫さ。むしろ、そういった直感的な操作ができるからこそ、幅広い人材が扱えるんだ。年齢や性別に関係なく、多様な人材が活躍できるってのが、この技術のいいところなんだぞ。
ボク
へぇ〜、ボクでも操作できるかもしれないのぉ？楽しそう！
でぇじょうぶ博士
まぁ、そう簡単には扱えねぇだろうがな。でも、今までよりずっと敷居は低くなるってことだ。これで、今まで敬遠されがちだった鉄道設備のメンテナンス業界にも、新しい風が吹き込むかもしれねぇな。
ワイ民
ほんまかいな。でも、そんなんばっかりに頼って大丈夫なんか？機械が壊れたらどうするんや？
でぇじょうぶ博士
そりゃあ、機械だけに頼るわけじゃねぇさ。人間の判断や技術はまだまだ必要だ。ただ、この技術で作業の幅が広がるってことだ。それに、メンテナンス体制もしっかりしてるから、そう簡単には壊れねぇよ。
ボク
でも、ボク、ちょっと心配なのぉ。そんな大きな機械、街中で見かけたら怖くないのかなぁ？
でぇじょうぶ博士
はは、心配すんな。これは主に夜間や人通りの少ない時間に使うんだ。それに、安全には最大限の注意を払ってるから、一般の人に危険が及ぶことはねぇよ。
ワイ民
ほんまかいな。でも、そんなん導入したら、電車の料金上がったりせーへんのか？
でぇじょうぶ博士
いや、むしろ逆かもしれねぇな。長期的に見れば、メンテナンスの効率が上がって、コストが下がる可能性もあるんだ。それに、安全性が向上すれば、事故による損失も減るしな。
ボク
へぇ〜、そうなんだぁ。でも、ボク、まだちょっと不安なのぉ...
でぇじょうぶ博士
そりゃあ、新しいものには不安がつきものさ。でもな、この技術は日本の未来を支える重要なものなんだ。少子高齢化が進む中で、こういった技術革新がなきゃ、社会インフラの維持すらままならなくなる可能性があるんだぞ。
ワイ民
ほんまかいな...でも、そんなん言われても、なんか実感わかへんわ。
でぇじょうぶ博士
わかるさ。でもな、こういった技術革新は、目に見えないところでどんどん進んでるんだ。例えば、この『多機能鉄道重機』の技術は、将来的には他の分野にも応用できる可能性があるんだぞ。
でぇじょうぶ博士
そうだな、例えば電力や土木の分野なんかにも使えるかもしれねぇ。高所作業が必要な場所ならどこでも活躍できる可能性があるんだ。
ワイ民
ほーん、でもそんなん本当に実現できるんか？絵に描いた餅やないんか？
でぇじょうぶ博士
いやいや、そう簡単に否定するもんじゃねぇぞ。技術の進歩は想像以上に速いんだ。今は鉄道分野での導入だけど、将来的にはもっと広い範囲で使われる可能性があるんだ。
ボク
へぇ〜、すごいねぇ。でも、そんなに便利なら、みんな使いたがるんじゃないのぉ？
でぇじょうぶ博士
そうだな、需要は確実にあるだろうさ。ただ、導入にはコストもかかるし、運用のノウハウも必要だ。だから、まずはJR西日本での実績を積んで、それから徐々に広がっていくんじゃねぇかな。
ワイ民
ふーん、でもなぁ。そんなん導入して、本当に日本の未来は明るくなるんか？
でぇじょうぶ博士
おいおい、そう悲観的になるなよ。確かに課題はあるさ。でもな、こういった技術革新こそが、日本の未来を支える重要な柱になるんだ。少子高齢化、労働力不足、これらの問題に立ち向かうには、こういった新しい技術が必要不可欠なんだぞ。
ボク
そっか...でも、ボク、まだちょっと不安なのぉ...
でぇじょうぶ博士
そりゃあ、新しいものには不安がつきものさ。でもな、この技術は単なる省力化じゃねぇんだ。これは、人間の可能性を広げる技術なんだ。今まで危険だった仕事も、安全にできるようになる。そういった意味で、この技術は人間の味方なんだぞ。
ワイ民
ほんまかいな...でも、そんなん言われても、なんか実感わかへんわ。
でぇじょうぶ博士
わかるさ。でもな、こういった技術革新は、目に見えないところでどんどん進んでるんだ。今は気づかなくても、数年後には当たり前になってる可能性だってあるんだぞ。
ボク
へぇ〜、そうなんだぁ。じゃあ、ボクも将来はロボットを操作する仕事ができるかもしれないのぉ？
でぇじょうぶ博士
そうかもしれねぇな、ボク。この技術が広まれば、今まで想像もしなかったような仕事が生まれる可能性だってあるんだ。
でぇじょうぶ博士
まぁ、一朝一夕には行かんだろうさ。でもな、技術の進歩は我々の想像を超えるスピードで進んでるんだ。今は信じられなくても、数年後にはごく当たり前のことになってるかもしれねぇぞ。
