ずん

「沖縄戦の話を聞いたけど、なんか怖くて途中で止めちゃったのだ...」

でぇじょうぶ博士

「それは当然でやんす。沖縄戦は日本の歴史上、最も凄惨な地上戦でやんす。20万人以上の命が奪われ、その3分の1は一般市民でやんす。」

やきう

「ワイも国のために死ねるで！」

でぇじょうぶ博士

「甘いでやんす。戦場では15歳の少女たちが看護要員として動員され、多くが命を落としたでやんす。ひめゆり学徒隊の悲劇は、まさに戦争の残酷さを象徴してるでやんす。」

やきう

「せやけど、最近の若者は平和ボケしとるやないか？」

でぇじょうぶ博士

「違うでやんす。96歳の翁長さんが今も証言を続けているのは、二度とこんな悲劇を繰り返してはいけないという強い思いがあるからでやんす。」

ずん

「でも、なんで沖縄だけがそんなに...」

でぇじょうぶ博士

「地理的な要因もあるでやんす。本土決戦を遅らせるための捨て石として、沖縄は利用されたでやんす。」

やきう

「ワイらの世代は戦争知らんからなぁ...」

でぇじょうぶ博士

「だからこそ、生存者の証言を聞き続けることが大切でやんす。歴史は繰り返すものでやんすからね。」

ずん

「じゃあボク、明日から戦争について勉強するのだ！...って、明日は寝坊したいから明後日からにするのだ！」