ずん

「えっ、USスチールの買収が阻止されたって？これってなんか映画みたいな展開なのだ！」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんすね。これは国家安全保障と経済戦略が絡む、まさに現代の鉄鋼版『ゲーム・オブ・スローンズ』でやんす。」

やきう

「いやいや、そんな大層なもんちゃうやろ。結局アメリカが自分の庭に他人入れたくないだけやんけ。」

ずん

「でも、日本製鉄って同盟国じゃないの？それでもダメなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「そこがポイントでやんす。同盟国でも、特定の産業は国家安全保障上の要とされることがあるでやんす。鉄鋼は軍需産業にも直結するから特に敏感なんでやんすよ。」

やきう

「ほーら見ろ。アメリカさん、自分だけ安全保障とか言いながら、実際はただの経済プロテクション主義ちゃうか？」

ずん

「じゃあ、日本製鉄はどうなるのだ？違約金とかヤバい話も出てるけど…」

でぇじょうぶ博士

「その通りでやんす！契約上、買収未完了の場合には違約金を支払わなければならない可能性があるでやんす。ただし、日本製鉄側も提訴を検討しているようなので、一筋縄ではいかないと思われるでやんす。」

やきう

「提訴とか言っとるけど、それ勝てる保証あらへんな。アメリカ相手に裁判したら、大体負けるイメージしかないわ。」

ずん

「それってもう詰みじゃないか…。ボクだったら泣いて帰っちゃうのだ。」

でぇじょうぶ博士

「むしろ、この件は日本企業にとって教訓になるべき事例とも言えるでやんす。海外投資にはリスク管理が重要ということを改めて示しているのでやんすよ。」

ずん

「つまり、『お前らもっと慎重になれ』ってことなのだ？」

やきう

「せっかく慎重になったところで、アメリカ様のお気持ち一つで全部ひっくり返される世知辛さよなぁ…」

ずん

「ボク、安全保障とか供給網とかより、お財布守る方が大事なのだ！」