ずん

「夜行バス旅行って、若者の特権なのだ！35歳のおっさんには無理なのだ！」

でぇじょうぶ博士

「いやいや、そんなことないでやんす。むしろ、35歳だからこそ味わえる旅情があるでやんすよ。学生時代とは違う視点で、新しい発見があるでやんす。」

かっぱ

「ワシも昔は夜行バスで京都行きよったで。ただ最近は腰が...」

ずん

「あ、博士も夜行バス乗ったことあるのだ？」

でぇじょうぶ博士

「もちろんでやんす。おいらの場合は4列シートで、隣の人が寝てる間に量子力学の計算をしてたでやんす。」

かっぱ

「そら寝られへんわ...」

でぇじょうぶ博士

「でもね、夜行バスには独特の魅力があるでやんす。深夜のサービスエリアで飲むコーヒーの味、見知らぬ乗客との一期一会、そして朝靄の中に浮かび上がる目的地の街並み...」

ずん

「なんか詩的なのだ...でも、ボクはトイレが心配なのだ！」

かっぱ

「せやな。ワシも昔、我慢できんくて運転手に止めてもろたことあるで。」

でぇじょうぶ博士

「そこは戦略的に水分を控えめにするでやんす。まるで砂漠を行く隊商のように...」

ずん

「じゃあボク、出発前に砂漠ラクダになりすましの特訓するのだ！」