ずん

「東京の地価が高すぎて、利益を産まない空間が許容されないって話、これどう思うのだ？博士、詳しく教えてほしいのだ！」

でぇじょうぶ博士

「ふむふむ。東京は土地が金塊みたいなものでやんすからね。利益を生まない空間なんて、デベロッパーにとっては悪夢でやんすよ。でも、それでも残る場所がある。それが法令で守られた空間や、平将門の首塚みたいな“触るとヤバい”場所でやんす。」

やきう

「いやいや、将門の首塚とかただの迷信やろ。そんなもん気にしてたらビル建てられへんわ。ワイならガンガン掘り起こしてタワマン建てるで。」

でぇじょうぶ博士

「それは無謀でやんす！過去には首塚を軽視した結果、大企業が倒産したり工事関係者に不幸が続いたという噂もあるでやんすよ。祟りという名の都市伝説だけど、不動産業界では割と真剣に受け止められている話でやんす。」

ずん

「えっ！？じゃあ、その祟りって本当にあるかもしれないってことなのだ？」

やきう

「草ァ！お前オカルト信じるタイプか？そもそも祟りなんかより地価40億円分の利益逃してる方が痛いやろ。」

でぇじょうぶ博士

「確かに経済的にはそう見えるけど、“触らぬ神に祟りなし”という言葉通り、日本文化ではこういう場所を尊重することで社会的調和を保つ考え方も重要なんでやんす。それに、皇居周辺みたいな“恩賜スペース”は市民への還元として機能している面もあるでやんすよ。」

ずん

「なるほど…つまり東京には“座れるベンチ”と“座ったら呪われる土地”が共存しているってことなのだ？」

やきう

「お前それまとめ方雑すぎひんか？まぁでも確かに、“呪い付き物件”とか逆に観光資源になりそうな気もするけどな。」

ずん

「じゃあボク、この将門塚の隣にカフェ作ったら儲かると思うのだ！名前は『呪いブレンド』なのだ！」