ずん

「歴史がない時代の成熟って何なのだ？なんだか難しそうなのだ...」

でぇじょうぶ博士

「なかなか興味深い議題でやんす。現代は歴史的な出来事を実感として持てない世代が増えているでやんす。まるで記憶を持たないまま大人になっていくような状況でやんすね。」

やきう

「ワイらの世代からしたら、戦後なんて教科書の中の話やろ。実感なんてあるわけないやん。」

でぇじょうぶ博士

「そこが問題でやんす。歴史的な経験や記憶がないまま、どうやって社会的な成熟を遂げていくのか。これは現代社会の大きな課題でやんす。」

やきう

「せやけど、昔の価値観に縛られんのもアカンやろ。新しい時代には新しい成熟があるんちゃう？」

でぇじょうぶ博士

「その通りでやんす。ただし、過去との対話なしには、真の成熟は難しいでやんす。」

ずん

「じゃあボク、YouTubeで歴史の動画でも見てくるのだ！」

でぇじょうぶ博士

「それは違うでやんす。歴史は単なる知識ではなく、人々の生きた経験の積み重ねでやんす。」

やきう

「せやな。ワイらの親世代が経験した高度経済成長期なんて、今じゃファンタジーみたいなもんやで。」

ずん

「なるほど！つまりボクたちは、歴史のない時代のパイオニアってことなのだ！...って、それってただの無知蒙昧じゃないのだ？」