ずん

「豚肉とリンゴが相性いいとか、ほんとなのだ？なんか想像つかないのだ。」

でぇじょうぶ博士

「それは本当でやんす！豚肉の脂肪分とリンゴの酸味が化学反応を起こして、まるで恋愛ドラマみたいな味わいになるでやんすよ！」

やきう

「いやいや、恋愛ドラマ言うてもな。ワイら童貞にはその化学反応、全然ピンとこんわ。」

ずん

「でもさ、リンゴってデザートじゃないのだ？なんでお肉と組み合わせる必要があるのだ？」

でぇじょうぶ博士

「それは歴史的背景もあるでやんす。ヨーロッパでは昔から豚肉料理にリンゴを使う文化があったでやんす。例えばドイツのシュニッツェルとかね。」

やきう

「ほーん。でも日本人には馴染み薄いやろ。焼きそばパンにリンゴ挟むようなもんちゃうか？」

ずん

「焼きそばパンにリンゴ！？それは絶対まずい気しかしないのだ…」

でぇじょうぶ博士

「違うでやんす！これは調和という名の芸術作品なんでやんすよ！特に紅玉とかジョナゴールドみたいな酸味が強い品種を使えば、そのバランスは神レベルになるでやんす！」

やきう

「ほー。でもワイ、家ではカップラーメンしか作らへんしなぁ。そんなオシャレ料理無理ゲーやわ。」

ずん

「僕も包丁持つと手切りそうなのだ…。でもビールに合うならちょっと興味出てきたかもなのだ。」

でぇじょうぶ博士

「簡単だから安心するでやんす！16等分したリンゴを豚バラ巻いて塩コショウして焼くだけ！これならずんでも失敗しないはず…多分。」

ずん

「多分って何なのだ！？まぁいいけど…試してみる価値はありそうなのだ。でもさ、もし失敗したらどうする？」

やきう

「その時は全部ワイに送れ。ワイが責任持って食べたるわ。ただし送料着払いな。」

ずん

「結局お金取るのかよ！！」