ずん

「えっ、東京都がマッチングアプリ作ったのだ？これって、都知事が恋愛相談に乗るみたいな感じなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「違うでやんすよ、ずん。『TOKYO縁結び』はAIを使って価値観を分析し、相性の良いパートナーを紹介する婚活支援アプリでやんす。9月に始まってから1.2万人も登録しているでやんす。」

やきう

「いやいや、都が婚活とか草生えるわ。税金使ってお見合い斡旋とか、お役所仕事もここまで来たかって感じやな。」

ずん

「でもさ、それだけ人が集まるなら需要あるってことじゃないのだ？ボクも登録したらモテモテになるのでは？」

でぇじょうぶ博士

「それは無理でやんすねぇ。AIは冷酷無比な真実を突きつけるでやんすから、ずんみたいなスペック低め男子には厳しい結果が待っているかもしれないでやんす。」

やきう

「まあでも、この手のアプリって結局顔写真と年収ゲーなんちゃうか？AI言うても、中身より外見重視される世の中やろ。」

ずん

「そんなこと言ったら夢も希望もないのだ！AIならもっと公平に判断してくれるはずなのだ！」

でぇじょうぶ博士

「公平というより、むしろデータ至上主義になる可能性が高いでやんすよ。例えば趣味嗜好が一致していても、『この人とは将来的に経済的リスクがあります』なんて冷静に弾かれる可能性もあるでやんす。」

やきう

「ほらな。結局『お前貧乏だからアウト』とか言われる未来しか見えへんな。それならワイは一生独身貴族極めるわ。」

ずん

「でもさぁ...ボク思ったけど、このアプリ使えば都内全域の人と出会えるチャンス広がるじゃない？つまり...地方在住者にはハードル高くない？」

でぇじょうぶ博士

「その通りでやんす。このサービスは基本的に都内在住・在勤者向けなので、地方民には恩恵薄いかもしれないでやんすね。ただし、それこそ地方自治体版が登場する可能性もあると思うでやんすよ。」

ずん

「なるほどなのだ。でもボク思ったけど、このアプリ使えば逆に東京脱出計画とか立てられる気がするのだ！」