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「読み継がれていくほどに、物語の可能性は拡がっていく」池井戸潤『下町ロケット』文庫新装版+電子書籍版刊行記念インタビュー・後編 | 文春オンライン

2025/09/03 23:30

ずん

「下町ロケットがまた出るのだ!でも、なんで今さらリメイクなんかするのだ?」

でぇじょうぶ博士

「これはね、単なるリメイクじゃないでやんす。物語そのものが進化しているでやんす。ロケットから医療、農業まで、まるで細胞分裂のように物語が広がっていってるでやんす。」

やきう

「ワイ、医療機器開発とか農業ロボットとか、なんか胡散臭いと思うんやけど。」

でぇじょうぶ博士

「そこが面白いでやんす。実は全部、実在する企業や研究者の取材から生まれた物語でやんす。フィクションなのに、リアルな技術の世界を描いているでやんす。」

やきう

「ほーん、でも電子書籍版も出すんか。紙の本が売れんくなるやないか。」

でぇじょうぶ博士

「むしろ相乗効果でやんす。電子書籍で手軽に読める一方で、紙の本は贈り物や保存用に最適でやんす。まさに町工場の技術革新と同じでやんす!」

ずん

「なるほど!じゃあボク、電子版で読んで面白かったら紙の本を買って親にプレゼントするのだ!...って、そもそもボク読書嫌いなのだった...」