ずん
「サイゼの生ハムが消えるなんて、これは日本から文化が消えるのと同じなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、それは大げさでやんすけど、まあ気持ちはわかるでやんす。アフリカ豚熱というウイルスがスペインで広がって、豚肉の輸入が止まったんでやんす。」
やきう
「ワイ、サイゼなんか行かへんけど、貧乏人の聖地が崩壊するんやな。ざまぁやで。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君、その発言は酷いでやんす。でもまあ、サイゼリヤの生ハムは『プロシュート』という商品名で、税込み399円という破格の値段でやんした。これが消えるのは確かに打撃でやんすね。」
ずん
「399円って、ボクのランチ代より安いのだ...なんで今まで食べなかったのだ...」
やきう
「お前、今まで食ってへんかったんかい。文句言う資格ないやろ。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。問題は、スペイン産の豚肉に依存していたサイゼリヤが、代替品を見つけられるかどうかでやんす。イタリア産やフランス産もあるでやんすが、コストが跳ね上がる可能性があるでやんすね。」
ずん
「じゃあ値上げされるってことなのだ?それは困るのだ!」
やきう
「困るも何も、お前食ってへんやんけ。何が困るんや。」
でぇじょうぶ博士
「実はこれ、単なるレストランの話じゃないでやんす。アフリカ豚熱は人間には感染しないでやんすが、豚にとっては致死率ほぼ100%の恐ろしい病気でやんす。日本でも2018年以降、野生イノシシで感染が確認されてるでやんすよ。」
ずん
「え!?日本でも広がってるのだ!?じゃあ日本の豚も全滅するのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、そこまでパニックになる必要はないでやんす。日本は厳重な防疫体制を敷いてるでやんすから。でも、もし国内の養豚場で発生したら、その地域の豚は全頭殺処分でやんす。」
やきう
「ほーん。で、サイゼの生ハムがいつ復活するんや?」
でぇじょうぶ博士
「それが、販売再開は『未定』なんでやんす。つまり、当分は戻ってこない可能性が高いでやんすね。スペインの状況次第でやんすが、アフリカ豚熱の収束には数年かかることもあるでやんす。」
ずん
「数年!?じゃあボクが社会人になるまで食べられないってことなのだ!」
やきう
「お前、いつ社会人になるつもりやねん。一生ニートやろ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、サイゼリヤとしては代替案を探してるはずでやんす。ただ、あの価格を維持するのは至難の業でやんすね。結局、グローバル化した食品流通の脆弱性が露呈したわけでやんす。」
やきう
「つまり、安いモン食いたかったら、リスクも受け入れろってことやな。当たり前やろ。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君、それは少し乱暴でやんすが、まあ一理あるでやんす。安さの裏には必ず何かがあるでやんすからね。サイゼリヤの場合、スペインという単一ソースに依存してたのが裏目に出たでやんす。」
ずん
「じゃあ、これからサイゼで何食べればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ミラノ風ドリアは健在でやんすよ、ずん君。税込み339円でやんす。」
やきう
「結局、貧乏人は米食っとけってことやな。わかりやすい話やで。」
ずん
「むぅ...でもボク、生ハムが好きだったのだ...(食べたことないけど)」