ずん

「最近、障害者いじめの話題が多いのだ。みんな心が冷たくなってるのだ！」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんすね。北條みすづさんの事例は、現代社会の闇を如実に表しているでやんす。幼少期から左目を失い、右目も弱視という状況で、それでも普通校で頑張ったでやんす。」

やきう

「ワイも目悪いけど、0.02って目薬の説明書も読めへんレベルやんけ。」

でぇじょうぶ博士

「単眼鏡やルーペを駆使して、必死に周りに追いつこうとしたでやんす。体育も球技以外は参加したでやんすよ。」

ずん

「でも、なんで親に言わなかったのだ？」

でぇじょうぶ博士

「親に心配をかけたくない、という気持ちもあったでやんすが、それ以上に『特別扱い』を避けたかったでやんす。」

やきう

「でも実際は『汚い』『うつる』とか言われとったんやろ？世の中クソやな。」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんす。人間は見た目で判断しがちでやんす。でも、彼女は負けなかったでやんす。」

ずん

「なるほど！つまりボクも目が見えなくても大丈夫ってことなのだ！」

でぇじょうぶ博士

「いや、ずんの場合は目が見えてても何も見えてないでやんすけどね...」

ずん

「え？なんか言ったのだ？」