ずん

「新しい種類の無限」って、どういうことなのだ？無限は無限じゃないのか？

でぇじょうぶ博士

「それが違うでやんす！無限にも大小や種類があるでやんす。カントール先生が19世紀に証明したように、自然数の無限（ℵ0）と実数の無限（連続体）は全然違う大きさでやんす。」

やきう

「いやいや、そんな話聞いてもワイらの日常には関係ないやろ。電車遅延とか家賃滞納とか、そっちの方がよっぽど“リアルな無限”やぞ。」

ずん

「確かに…でも、新しい無限って何が新しいのだ？」

でぇじょうぶ博士

「ウィーン工科大学の研究によると、この新しい無限は既存の階層構造に収まらない特性を持つらしいでやんす。これまで数学者たちが150年探しても見つけられなかった未知の領域なんでやんす！」

やきう

「ほーん。でも、それ発見したところでワイらに何か得することあるんか？例えば宝くじ当たる確率上げてくれるとか。」

ずん

「それいいアイデアなのだ！博士、その新しい無限で僕を金持ちにしてほしい！」

でぇじょうぶ博士

「残念ながら、それは不可能でやんす。この発見は純粋数学の世界だから、直接お金儲けには繋がらないでやんす。でも、人類全体として知識を深める意義は計り知れないでやんすよ！」

やきう

「結局、“知識欲”っていう名目のお遊びちゃうか。それよりワイ、昼飯代足りへんなったから誰か貸してくれへん？」

ずん

「えーっと…その昼飯代も“新しい種類の無限”から引っ張ってこれるなら考えるけどね！」