ずん

「田中角栄って名刺を受け取らなかったらしいのだ。変わってるのだ！」

でぇじょうぶ博士

「いやいや、これは深い意味があるでやんす。名刺を受け取らないのは、相手の顔と名前を必ず覚えるという強い意志の表れでやんす。」

やきう

「ワイなんて名刺交換した瞬間に相手の顔も名前も忘れるわ。まぁ、引きこもりやから名刺なんて持ってへんけど。」

でぇじょうぶ博士

「田中角栄は人との縁を大切にしていたでやんす。葬式を優先したり、若い官僚の家族の状況まで覚えていたりと、まさに人心掌握の達人でやんす。」

やきう

「そんなん絶対嘘やろ。政治家なんて皆、表面上だけのショーやで。」

でぇじょうぶ博士

「違うでやんす。田中角栄は小学校卒でありながら首相になった人物でやんす。だからこそ、人との繋がりを大切にしたでやんす。」

ずん

「へぇ、じゃあボクも名刺を受け取るのやめるのだ！」

やきう

「お前に渡そうとする奴なんておらんやろ。」

でぇじょうぶ博士

「まずは名刺を渡してもらえるような人物になることからでやんすよ。」

ずん

「むぅ...じゃあ、スマホの連絡先でいいのだ！...あ、ボクのスマホ、壊れてるのだ。」