ずん

「福岡のうどんってごぼう天がのってるのだ！なんでなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「これは興味深い話でやんす。福岡は日本で最初にうどんが伝来した地でやんす。その歴史は古く、独自の進化を遂げたでやんすね。」

やきう

「ワイも気になるわ。なんでごぼうやねん。普通かき揚げやろ。」

でぇじょうぶ博士

「実はごぼう天は、福岡の食文化と深い関係があるでやんす。ごぼうは昔から九州で多く栽培されていて、庶民の味方だったでやんす。」

ずん

「へぇ、でもなんでわざわざ天ぷらにするのだ？」

でぇじょうぶ博士

「ごぼうの風味と食感を活かすためでやんす。さらに、うどんのダシとの相性も抜群でやんす。」

やきう

「でも最近は東京でも人気なんやろ？田舎もんの食い物が都会で受けるとかマジ草」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんすね。特に『資さんうどん』は東京で大行列でやんす。シンプルな美味しさが受けているでやんす。」

ずん

「じゃあボクも並んでみようかな...でも行列は面倒くさいのだ...」

でぇじょうぶ博士

「ずん君、それじゃあ永遠に食べられないでやんすよ。行列のできる店には理由があるでやんす。」

やきう

「ワイはもう食べたで。3時間並んだけど、正直言うて普通やった。」

でぇじょうぶ博士

「それは違うでやんす。ごぼう天うどんは、まるで福岡の歴史と文化を一杯のどんぶりに閉じ込めたようなものでやんす。」

ずん

「なるほど！じゃあボク、近所のうどん屋でごぼうの天かすトッピングしてもらうのだ！」