ずん

「カラオケの背景映像って、なんであんなに謎なのだ？突然海辺を走る人とか、意味不明すぎるのだ！」

でぇじょうぶ博士

「それはおいらも気になってたでやんす！実は背景映像には“曲の雰囲気に合った抽象的な物語”を作る法則があるでやんすよ。例えば失恋ソングなら夕焼けの海辺、応援ソングなら青空とランニングする若者…みたいな感じでやんす。」

やきう

「いやいや、それただのテンプレやろ。ワイが歌うたびに同じ俳優が出てくる気がするんやけど、あれ全員親戚か？」

でぇじょうぶ博士

「それは違うでやんす！あれはエクシング社が契約している専属俳優さんたちでやんす。低予算でも多くの曲に対応できるよう、一部の俳優さんを使い回しているらしいでやんす。」

ずん

「なるほどなのだ。でも、なんか昭和っぽい雰囲気なのはどうしてなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「それも計算されているでやんす！懐かしさを感じさせることで幅広い世代に受け入れられるよう工夫しているそうでやんすよ。あと、過剰に現代風だと曲とのギャップが生まれるから控えているらしいでやんす。」

やきう

「ほーん。でもワイ的にはもっと攻めた映像欲しいわ。例えばデスメタル流しながら田植えシーンとかどうなん？」

ずん

「それ絶対シュール系YouTuberしか喜ばないのだ…」

でぇじょうぶ博士

「確かに面白い発想ではあるけど、万人受けしないと採用されない可能性大でやんすねぇ。」

ずん

「じゃあボクも背景映像デビュー目指そうかな？“謎の男A”役ならできそうなのだ！」