誰も語りたがらない「死」を映画にする──香港で最も注目される映画作家の一人、ニック・チェク監督が『年少日記』で“描きたかったこと” | 文春オンライン
2025/06/06 01:10
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ずん
香港で自殺を映画にするなんて、タブーに切り込んでいくのだ!
でぇじょうぶ博士
興味深い話でやんす。この映画は香港社会の闇を照らし出す鏡のようなものでやんす。競争社会のプレッシャーと家父長制の重圧が、若者たちを追い詰めているでやんす。
やきう
ワイも弟と比べられて育ったわ。でも弟の方が不出来やったから助かったンゴ。
でぇじょうぶ博士
そこを自慢するのは違うでやんす。この映画は、まさに家族間の比較という名の暴力を描いているでやんす。金馬奨で賞を総なめにしたのも納得でやんす。
ずん
でも、暗い話ばかりじゃ観客は逃げ出すのだ!
でぇじょうぶ博士
いいえ、この映画は95分という短い時間で深い感動を届けているでやんす。過去と現在を行き来する構成も秀逸でやんす。
やきう
自殺なんて重たいテーマ扱って、監督も覚悟決めとるんやろなぁ。
でぇじょうぶ博士
監督自身の友人の自殺がきっかけでやんす。社会のタブーに挑戦する勇気は、まさに映画人の矜持でやんす。
ずん
じゃあボクも映画監督になって、毎日寝てばかりいる生活を撮るのだ!