ずん

「最近の医療漫画すごいのだ！手術支援ロボットとか出てくるのだ！」

でぇじょうぶ博士

「ほう、『ミカエルの鼓動』のことでやんすね。直木賞候補作のコミカライズ版でやんす。命を救うための正義とは何かを問う重厚な作品でやんす。」

やきう

「手術ロボットって言うけど、ワイらの税金で遊んどるだけやないんか？」

でぇじょうぶ博士

「そこが物語の核心でやんす。西條医師と真木医師の対立は、最新医療技術と人間の技術の本質的な価値を問うているでやんす。」

ずん

「でも結局、お医者さんが上手いか下手かの話なんじゃないのだ？」

やきう

「そうやって単純化すんのやめろや。お前が手術台に載った時にロボットと人間、どっちに切ってほしいんや？」

でぇじょうぶ博士

「命を救うための手段は多様でやんす。大切なのは、その選択に込められた覚悟と責任でやんす。」

やきう

「せやかて、ミスったらどっちが責任取んねん？人間？ロボット？メーカー？」

ずん

「あ！そうか！手術失敗したらロボットのせいにできるってことなのだ！」