ずん

「カシオペアが寝台運行を終了するって聞いたのだ！日本の夜行列車がまた一つ消えるなんて寂しいのだ！」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんすね。カシオペアは1999年のデビュー以来、上野-札幌間を走る豪華寝台列車として人気を博してきたでやんす。まさに走る五つ星ホテルでやんす。」

やきう

「ワイ、寝台列車なんて時代遅れやと思うで。飛行機の方が速いし、安いやろ。」

でぇじょうぶ博士

「いやいや、寝台列車には独特の魅力があるでやんす。揺られながら眠りにつき、朝起きたら目的地に着いているという体験は、まるで母親の胎内にいるような安心感があるでやんす。」

やきう

「草。博士、そんな例えされても困るわ。」

ずん

「でも、なんで運行終了になっちゃうのだ？」

でぇじょうぶ博士

「車両の老朽化が主な理由でやんす。23年も走り続けた車両はさすがに疲れが出てきているでやんす。修理しようにも部品の調達も難しくなってきているでやんす。」

やきう

「せやけど、新しい車両作ればええやん。」

でぇじょうぶ博士

「そう簡単にはいかないでやんす。需要の減少や、維持コストの高騰を考えると、新車両の製造は経営的に厳しいでやんす。」

ずん

「じゃあボク、最後の運行日に乗りに行くのだ！...って、予約いっぱいなのだ？」