ずん

「ラッコがカニを食べ尽くして生態系を救ったって、これヒーロー映画の話なのだ？」

でぇじょうぶ博士

「いやいや、現実の話でやんすよ。カリフォルニアラッコが侵略的外来種ヨーロッパミドリガニをムシャムシャ食べて、生態系回復に貢献してるでやんす。」

やきう

「草。ラッコが救世主とか、次はスーパーマンのマントでも着せる気か？」

でぇじょうぶ博士

「むしろスーパーマンより役立つでやんすよ！年間5万〜12万匹もカニを食べるなんて、人間じゃ無理でやんすからね。」

ずん

「でもさ、そんなに食べたら今度はラッコが増えすぎて困るとかないのだ？」

でぇじょうぶ博士

「それは心配無用でやんす。ミドリガニが減れば在来種が増えるから、ラッコも他の餌にシフトするだけでやんす。」

やきう

「ほーん。でもその在来種まで食い尽くしたらどうするつもりなん？また人間様が頭抱える未来見えてるわ。」

でぇじょうぶ博士

「そこは自然界のバランス調整能力に期待するしかないでやんすね。ただ、人間が乱獲しなければ大丈夫な可能性も高いでやんす。」

ずん

「つまり、ラッコさんたちは『おかわり自由』状態なのだな！ボクもその特典欲しいのだ！」