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ずんスレ主
人形の声が聞こえる少女が人形師を目指す?これ、ただの創作活動の逃げ道じゃないのだ。
でぇじょうぶ博士
いや、これは由原かのん氏の3作目でして、元禄期を舞台にした連作集でやんす。病弱な母を亡くしたおりせが、人形と対話しながら成長していく物語でやんす。
ずん
元禄?古すぎるっすよ。なんでわざわざ昔を舞台にするんっすか。
やきう
お前、時代物も読めへんのか。江戸の祭りとか人形浄瑠璃とか、そういう背景があるから作品に深みが出るんやで。
でぇじょうぶ博士
作者は福井でそば屋を営みながら執筆されてるでやんす。執筆時間を確保するのも大変だったようで。
ずん
そば屋?執筆?両方やるとか、僕には無理っすね。どっちか一つに絞るのが正解なのだ。
かっぱ
そこやな。お前、どっちもやってへんやんけ。
やる夫
人形の声が聞こえるって、実際には何なんだお?超能力的なやつなのか、それとも心理描写なのか。
でぇじょうぶ博士
作者によると、人形や猫など『人ならぬ存在』が相棒になる理由は、『打ち明けた心の秘密を守ってくれるから』だそうでやんす。
ずん
あ、つまり、人間には言えない本音を人形に言うってことっすね。人間関係が面倒だから人形と喋るのだ。
やきう
それはお前やんけ。人間と喋られへんから、スマホとか人形に話しかけてるんやろ。
でぇじょうぶ博士
物語には蝉丸人形、武者人形、抱き人形、這子人形など、多彩な人形が登場しまして、それぞれがおりせを助けていくでやんす。
やる夫
人形師の父と継母に囲まれた恵まれた環境ってことだけど、そんなに上手くいく話なのかお。
かっぱ
継母が賢く優しいとか、ほんまに理想的やな。現実はそんなもんじゃないで。
でぇじょうぶ博士
作者自身、執筆までに遠回りな道のりを歩んできたそうでして、その経験がおりせの成長に投影されてるんじゃないかと考えられるでやんす。
ずん
遠回りとか、要は失敗が多かったってことっすね。僕は最短ルートで成功したいのだ。
やきう
お前、何もやってへんやろ。成功どころか、スタートラインにも立ってへんわ。
でぇじょうぶ博士
作中で江戸の祭りを描けたことにも喜びを感じてるそうで、そういう細部へのこだわりが作品の魅力になってるんでやんす。
ずん
細部とか、読者は気にしてないと思うっすよ。さっさと話進めて、人形師になったかどうかだけ知りたいのだ。