ずん

「大正時代の愛と青春って、なんかロマンチックなのだ。でも、これってただの三角関係じゃないのか？」

でぇじょうぶ博士

「いやいや、これは単なる三角関係ではないでやんすよ。中原中也と小林秀雄という実在の天才たちが絡む、文化的カオスそのもの！しかも広瀬すずさん演じる長谷川泰子が、その中心で火花を散らしているでやんす。」

やきう

「ほーん。でも結局、『惚れたら身体ごと惚れる』とか言うてる時点でドロドロ確定やろ。ワイならそんな面倒な女はパスや。」

でぇじょうぶ博士

「それが大正浪漫というものなんでやんすよ！刹那的なダンスホール、夜の遊園地、ローラースケート…まさに青春の爆発！現代人には味わえない濃密な感情表現が詰まっているでやんす！」

ずん

「でもさ、それってただ遊び回ってるだけじゃないのか？ボクも夜遊びしたいけど、お金ないから無理なのだ。」

やきう

「お前はまず昼間働け。それにしても、この映画、大正時代を舞台にしてる割には派手過ぎひんか？リアル感あるんか？」

でぇじょうぶ博士

「そこが映画マジックでやんすよ。根岸吉太郎監督は16年ぶりにメガホンを取っただけあって、大正時代の文化的百花繚乱を見事に再現しているとのこと。観客をタイムスリップさせる力技が期待されているでやんす！」

ずん

「ふーむ。でも『君という女は、本当においしそうだ』とか言われても、ボクだったら引くのだ。岡田将生だから許されるセリフなのだ。」

やきう

「ほんまそれ。ワイが同じこと言ったら即通報案件やろな。世知辛い世の中や。」

ずん

「まあでも、この映画見たらボクも大正浪漫に浸れる気がするのだ。でも一つだけ問題がある…」

でぇじょうぶ博士

「何でやんす？」

ずん

「公開日まで待つ間に僕自身が“ゆきてかへらぬ”状態になりそうなのだ！」