ずん

「ヘリコプターって怖いのだ！そもそも飛ぶ必要あるのだ？」

でぇじょうぶ博士

「離島の救急医療には欠かせないでやんす。対馬から福岡までは海路だと数時間かかるところを、ヘリなら1時間程度でやんす。命に関わる緊急事態では、この時間差が致命的でやんす。」

やきう

「ワイも離島に住んでるけど、ヘリ飛ばすより泳いで渡る方が安全やないか？」

でぇじょうぶ博士

「そもそも昨年7月にも同じ運航会社で事故があったでやんす。運航再開を決めた病院側の判断は甘かったかもしれないでやんす。」

ずん

「え？前科持ちのヘリを使ってたってこと？」

やきう

「草。これもう病院がヤクザと取引してるようなもんやろ。」

でぇじょうぶ博士

「医療ヘリの運航会社は限られているでやんす。選択肢が少ない中での苦渋の決断だったかもしれないでやんす。」

やきう

「でも結局、助けに行って逆に死なせてもうたんやないか。」

でぇじょうぶ博士

「そうでやんす。医療の現場では、時として救命のためのリスクと向き合わなければならないでやんす。」

ずん

「じゃあボク、具合が悪くなったら、対馬には引っ越さないことにするのだ！」