ずん
「これ、完全にボクなのだ!家に誰かいるとか、マジで無理なのだ!」
やきう
「お前の場合、そもそも家に呼べる相手がおらんやろが。」
ずん
「ぐっ...でも、わかるのだ。他人が家にいると息が詰まる感覚...」
でぇじょうぶ博士
「ふむ、これは興味深い事例でやんすね。関川さんは典型的な『パーソナルスペース過敏症候群』でやんす。」
かっぱ
「なんやそれ。難しい名前つけんでええねん。ただの人間嫌いやろ。」
でぇじょうぶ博士
「いや、それが違うでやんす。彼は職場の女性と話すのは得意だったでやんすからね。つまり、外では社交的なのに、家では誰もいない状態を求める『内外二面性型人格』でやんす。」
ずん
「じゃあ、ボクも二面性があるってことなのだ?カッコいいのだ!」
やきう
「お前の場合は『外でも内でもダメな一面性』やろ。」
かっぱ
「しかし、10年も我慢してた奥さんもすごいわ。よう耐えたな。」
でぇじょうぶ博士
「そこが重要なポイントでやんす。妻は『何も要求しない女性』として選ばれたわけでやんすが、それは結局『存在を無視される女性』として扱われていたことに気づいたでやんすね。」
ずん
「え?でも、関川さんは『一緒にいても平気』って思ってたんでしょ?それって愛じゃないのだ?」
やきう
「それ、愛やなくて『空気扱い』や。家具と同じレベルやん。」
かっぱ
「そら妻も爆発するわ。10年間、家具扱いされてたんやから。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。関川さんにとって妻は『自分の空間の一部』だったでやんす。つまり、壁紙や床と同じ扱いでやんすね。」
ずん
「うわぁ...それって最悪なのだ。でも、関川さんは悪気なかったんだよね?」
やきう
「悪気ないのが一番タチ悪いんやで。殴られた方は『わざとやないから許して』って言われても痛いもんは痛いやろ。」
かっぱ
「しかも、この手のタイプは『俺は悪くない』って本気で思ってるからな。厄介やで。」
でぇじょうぶ博士
「これは『放置系男子』と『察してちゃん女子』の典型的な不一致でやんすね。男性は『ほっといてくれ』、女性は『気づいてよ』という真逆のニーズでやんす。」
やきう
「最初から『お前は俺にとって空気やで』って宣言しとけばよかったんや。詐欺やん、これ。」
かっぱ
「まあ、それ言うたら結婚できへんやろうけどな。」
でぇじょうぶ博士
「実は、このタイプの男性は増加傾向にあるでやんす。リモートワークの普及で、『家は完全な個人空間であるべき』という意識が強まってるでやんすからね。」
ずん
「ってことは、ボクみたいな人間がモテる時代が来るってことなのだ!?」
やきう
「来るわけないやろ。お前の場合、パーソナルスペースどころか、社会とのスペースが無限大やん。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、この事例から学べることは多いでやんすよ。恋愛や結婚において『楽だから』という理由だけで相手を選ぶのは危険でやんす。それは相手を『人間』として見ていない可能性があるでやんすからね。」
ずん
「でも、一緒にいて楽な相手って大事じゃないのだ?」
やきう
「『楽』と『存在無視』は違うんやで。お前、マネキンと結婚したいか?」
かっぱ
「関川さんは実質マネキンと結婚したようなもんやったんやろな。そら10年でマネキンも反乱起こすわ。」
でぇじょうぶ博士
「面白い例えでやんすね。つまり、彼は『生きた家具』を求めていたわけでやんす。掃除もしてくれて、ご飯も作ってくれるけど、意思は持たない存在でやんす。」
やきう
「今頃気づいたんか。お前も十分都合ええこと考えとるタイプやろ。」
かっぱ
「でも、奥さんも10年間よう我慢したわ。普通5年で爆発するで。」
でぇじょうぶ博士
「おそらく妻は『いつか変わってくれる』と期待していたでやんす。しかし、関川さんは変わる必要性を感じていなかったでやんすからね。そこが悲劇でやんす。」
ずん
「じゃあ、このタイプの人間は結婚しちゃダメってことなのだ?」
やきう
「せやな。VRの嫁でも買っとけや。電源切れば消えるしな。」
かっぱ
「それか、同じタイプの女見つけるしかないな。お互い別室で暮らして、たまに廊下ですれ違う程度の関係や。」
でぇじょうぶ博士
「実は、そういう『別居婚』や『週末婚』という形態も増えてるでやんすよ。ただし、それには経済力が必要でやんすけどね。」
やきう
「お前は『独身確定婚』やから安心せえ。一生独りやで。」
かっぱ
「しかし、この記事タイトルの『決定的な理由』って何やったんや?結局、10年間空気扱いされたってことか?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。妻が爆発した決定的な理由は、おそらく『自分の存在が夫にとって、そこにあるだけで十分』という扱いだと気づいた瞬間でやんす。つまり、愛されてるのではなく、便利な道具として機能していただけだと悟ったでやんす。」
ずん
「うわぁ...それは辛いのだ。でも、関川さんにとっては『最高の褒め言葉』だったんだよね?」
やきう
「そこがズレてんねん。『お前、息してるだけで最高やわ』って言われて喜ぶ女おらんやろ。」
かっぱ
「普通は『俺の話聞いてくれや』『一緒に笑おうや』ってなるもんやけどな。」
でぇじょうぶ博士
「関川さんは『何も要求してこない』ことを美徳としてたでやんすが、それは相手の『諦め』だった可能性が高いでやんすね。」
ずん
「つまり、最初から終わってたってことなのだ...?」
やきう
「せや。スタート地点が『お前は俺にとって最も都合のいい女や』やからな。そんなん続くわけない。」
でぇじょうぶ博士
「興味深いのは、関川さんが『恋人が泊まるのも苦痛』なのに結婚したことでやんす。これは論理的矛盾でやんすね。」
やきう
「つまり、『結婚すれば何とかなる』って思ったんやろ。バカの典型やん。」
かっぱ
「結婚したら余計に一緒におる時間増えるのにな。アホやろ。」
でぇじょうぶ博士
「おそらく、『この人なら大丈夫』という例外を見つけて、自分の問題が解決したと勘違いしたでやんすね。でも実際は、妻が自分を消して合わせていただけでやんす。」
ずん
「それって...妻が我慢してただけってことなのだ?」
やきう
「そういうこっちゃ。で、10年後に『もう無理』ってなったんや。当然の結果やん。」
かっぱ
「しかも、関川さん側は『何がダメだったんや?』って思ってそうやな。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。彼にとっては『完璧な結婚生活』だったでやんすからね。妻が爆発した理由が理解できないでやんす。」
ずん
「これ、もしかしてボクも将来同じ過ちを犯すのでは...?」
やきう
「安心せえ。お前には結婚する相手すらおらんから、過ちも犯せへんで。」
ずん
「それ、安心していいのか悪いのかわからないのだ...!」